『学生のアイディアがカタチに！素敵な商品が完成！』富山ゼミ×沖縄刑務所 コラボ企画

経法商学科富山侑美先生のゼミ生（３年生）が７月から取り組んできた、沖縄刑務所とのコラボ企画、刑務所作業品が完成し、11月26日に沖縄刑務所では今月開催される矯正展に向けての打ち合わせが行われました。

富山ゼミ生（3年）たちは沖縄刑務所との連携事業として、刑務所作業品の開発に取り組んできました。沖縄刑務所では拘禁刑導入と再犯防止、また受刑者が社会とのつながりを形成できるような仕組みづくりを進めていて、その一環として刑務所作業品開発に学生の意見を取り入れ新たな商品開発を目指し7月から富山ゼミの学生たちと企画してきました。この日、軽さや質感、使いやすさまで学生たちのアイディアが詰まった作品、4点がお披露目され、受刑者とのつなぎ役である作業担当刑務官のかたから製品の特長やこだわった箇所についてのお話を伺いました。完成した商品を見て、学生たちは想像した以上の仕上がりに、喜びの表情を浮かべていました。学生からは「私たち学生とのコラボということで、身近ではない刑務所という場所を、開かれた刑務所にしていく啓発活動として意義あるものになったのではないかと思います」と感想が語られました。また刑務官のかたからは「学生のアイディアに対して要望を叶えるために、技術の向上もできました。既製品のバックはコストが上がる一方でコンパクトなバッグの発案があり、打開策にもなりました」と活動への感謝の言葉も寄せられました。

学生たちのアイディアが詰まった4作品は12月13日、14日に、沖縄で開催されるのは初となる「第40回九州矯正展」で販売されます。

またこの模様は琉球放送（RBC NEWS Link 18時15分～）で12月10日に放送予定です。